インナーマッスルを鍛えよう

人間の筋肉は、大きく2種類に別れることをご存知でしょうか?

胸の大胸筋など、身体の表面を占める筋肉を表層筋(アウターマッスル)といいます。
これに対して、身体の内側にある筋肉を深層筋(インナーマッスル)といいます。

雑誌「ターザン」で取り上げられているような、身体を鍛えてムキムキボディを手に入れる、というあれは、主にこのアウターマッスルを鍛え抜くことに重点を置いていますが、実はインナーマッスルも同時に鍛えていかないと、身体のバランスが崩れてしまうことになるのです。

ひとくちに身体を鍛えるといっても、一昔まえまではインナーマッスルはそれほど重要視されていませんでした。

筋肉美や健康といった観点でトレーニングを実践するにあたっては、まだまだ目に見える部分の筋肉を鍛えることが大切だと考えられていたのです。

しかし、近年に入ってから、インナーマッスルも同時に鍛えていかないと、身体の変調や怪我の原因にもなりかねないということが明らかになってきました。

ものごとにはすべてバランスが存在しているように、人間の身体もバランスを保ちながら存続しています。
筋肉にも同様のことが言えます。

仮に片方だけの筋肉を過度に鍛え過ぎてしまうと、最終的に関節に大きな負担をかけることになり、そのまま運動を続けていくと怪我に繋がります。

双方をバランスよく鍛えることで、両方からの力関係が一定になり、関節への負担も低減することができ、怪我のリスクなく筋肉を鍛えていくことができます。

特に最近はヨガでインナーマッスルを鍛える重要性が説かれていますが、これも過度に偏った鍛え方というのには問題があります。

女性は特に筋トレを行ってムキムキになりたくない、という方が多く、そもそも非力の方が大半かと思いますが、インナーマッスルをトレーニングした場合は、それに釣り合うような状態を保つことに気をつけましょう。

最後にインナーマッスルを鍛える際の注意点を記載しておきます。

それは、本格的なトレーニングの前にインナーマッスルの刺激をしないということです。
その理由として、インナーマッスルを使った運動を行うと、一時的に関節の可動域が広くなるため、その直後に激しい運動を行うと、関節にダメージを与えてしまうからです。

この順序を間違えてしまうと、トレーニングは逆効果になってしまうので、必ずインナーマッスルはレッスンの最後に行い、その後は十分な休息を取るということを忘れないようにしましょう。